皆さんこんにちは
Beginner’s Fitness Blog編集長のタカです
今回は筋肉の基礎知識シリーズとして、「筋収縮」についてわかりやすく解説していきます
私たちの身体には数百もの筋肉が存在しており、それら筋肉が収縮を繰り返すことで歩く・走る・物をつかむなどといった日々のあらゆる動作が成り立っています
もちろん何も動いていない姿勢を保持する場面でも筋肉は常に働き続けてくれています
そんな私たちの生活に欠かせない筋肉はどのように動いているのでしょうか?
今回の記事では、筋収縮のキホンを初心者の方にもわかりやすく説明していきます
ぜひ最後までお付き合いください!
筋収縮とは
まず初めに筋収縮とは何なのかについて解説します
筋収縮とは「筋肉の長さが短くなり筋線維が縮んで力を生み出すこと」を言います
手足の曲げ伸ばし・歩く・走る・何かをつかむなど
日常のあらゆる羽後沖は筋収縮が起こることによって成し遂げられています
筋収縮を知るうえでポイントは3つです
- 力を生成する現象の名前→筋収縮
- なぜ起きる?脳からの指令により筋肉が収縮するため
- どんな場面で生じる?日常におけるあらゆる場面
筋収縮=「身体を動かすためのエンジン」
筋収縮の種類
筋収縮には3つの様式があり、収縮のさせ方とトレーニングの効果も関係します
以下に筋収縮の種類について解説していきますので一緒に確認しましょう
等尺性収縮(アイソメトリック・コントラクション)
まず初めに等尺性収縮についてです
等尺性収縮とは、筋肉の長さを変えずに収縮し力を生成する収縮様式
具体例
- プランク
- 肘関節90度に保ち買い物袋を腕で持つ
- 腕相撲中センターで力が拮抗している
等尺性収縮の特徴としては、関節の動きが生じないので筋肉や骨、人体などに掛かる負担が少ないという点です
筋肉を強化したり大きくしたりすることを目的としている人には次に紹介する収縮様式のほうがおすすめです
等張性収縮(アイソトニック・コントラクション)
次に等張性収縮についてです
等張性収縮とは、筋の長さを変えながら力を生成するもっとも一般的な収縮様式
等張性収縮の中でも2種類ありますので一緒に特性を確認しましょう
短縮性収縮
短縮性収縮は筋の長さが短くなりながら力を生成する収縮様式
【具体例】
- 片手で床に落ちたものを持ち上げるときの腕の筋肉
- 腹筋運動をしている時の腹直筋
- ダンベルを持ち上げる局面
筋肉が縮みながら力を発揮するので、日常生活で最も多く使われる収縮様式です
伸張性収縮
伸張性収縮は、筋肉が伸ばされながら力を発揮する収縮様式
【具体例】
- ダンベルを降ろす局面
- 腕立て伏せの体を降ろす局面
- 立っている姿勢から椅子に座る瞬間
筋肉が伸ばされながらも力を発揮しようとするため、日常生活で頻繁に使うことはありませんが短縮性収縮大きな力を発揮することが特徴的です
等速性収縮(アイソキネティック・コントラクション)
一定に保たれたスピードの下で筋肉の長さが徐々に変化しながら力を発揮し続ける収縮様式
【具体例】
- リハビリテーション
- スポーツの筋力テスト
この収縮様式は日常生活で使われることはほとんどありません
ほとんどがリハビリ施設やスポーツ選手が体力測定を行うときなどに使われます

筋収縮のメカニズム
ここから筋収縮のメカニズムについて触れていきます
このメカニズムについては大昔から議論がされており未だに決着がついていない部分もあります
今現在筋収縮のメカニズムで最も有力な説が「フィラメント滑走説」です
「フィラメント滑走説」
1.脳から筋肉に「収縮しろ」という指令が伝達される
2.筋肉に指令が届いたときミオシンとアクチンが結合
3.ミオシンがアクチンを中央に引き寄せる
4.フィラメントの長さが短くなり”筋収縮”が起こる

これが「フィラメント滑走説」のざっくりとした説明です
フィラメント滑走説に関する詳しい説明はまた別の記事で解説したいと思います
まとめ
いかがでしたか?
今日の内容は筋肉に関してさらに一歩踏み込んだような内容ですので少し難しかったと思います
まとめると、
- 筋収縮とは筋肉が伸び縮みしながら力を生み出すこと
- 筋収縮には三種類(等尺性・等張性・等速性)ある
- 筋収縮のメカニズムは「フィラメント滑走説」で説明されている
という内容でした
筋肉に関する基本を知ることで、
「なぜこのエクササイズは筋肉に効果的なのか?」
「どういう動きを意識すればいいか?」といった部分を一気に理解しやすくなります
筋トレやダイエットに関して基本的な知識を知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください↓↓↓
それでは本日はここまで!
最後までお付き合い下さりありがとうございました!!



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